フラガール、本拠地に戻る [旅行]
8月はじめに災害ボランティアに入ったいわき市を
週末にプライベートで訪問した。
3ヶ月ぶりのいわき市は、
ちょうど、スパリゾートハワイアンスの営業一部再開、
そして「がんばっぺ!いわき復興祭」の開催の日を迎えていた。
また、その日は46年ぶりの全国キャラバンに行っていた
フラガールたちがいわきに戻ってくる日でもある。
観光客、報道陣が行き交う中で、
施設の復旧・整備工事も平行して行われている。
フラガールたちのパフォーマンスが行われるアトリウムは、
開始1時間前から観客と報道陣に埋め尽くされた。
待ちに待ったステージ開始を告げる挨拶を
地元の人びとの「おかえり!」の温かい声援が迎える。
半年もの全国キャラバンの疲れを見せない、
完璧な笑顔と一糸乱れぬパフォーマンス。
3.11から地震、津波、原発事故、
風評被害の四重苦にあえぐいわき市。
彼女たちは旅立ち、戻ってきた。
たぶん、自分たちが踊り続けるために。
そして、待っている人びとに笑顔をとどけるために。
フラダンスをなめてはいけないと思った。
息もつかせぬパフォーマンスの連続。
気がつくと1時間はあっという間に過ぎ、
ステージはフィナーレを迎えていた。
みんなの拍手が止まらない。
「お帰りー!」「ありがとー!」の声援でカーテンコールが終わらない。
ステージでの緊張がとけたのか、
女の子らしい自然な笑顔になった・・・と思ったら、何人も泣いている。
泣き笑いのままで手を振っている。
パフォーマーと観客、
お互いが名残を惜しみながらステージが終わり、
私は座席にぐったりしてしまっていた。
彼女たちの笑顔に元気をもらう?癒やされる?
私にとってそんな生やさしいものではなかった。
懸命に運命と闘っている人びと、
その人びとの放つ輝きを前に、
たぶん、自分の生き方が恥ずかしくなってしまったのだろう。
素晴らしいステージだった。
夕方、フラガール第一期生がテレビに出ていました。ここには行ったことがありませんが、その昔、千葉県船橋市にあった船橋ヘルスセンターみたいなところなのでしょうか
by 中島茂信 (2011-10-03 20:43)
>中島茂信さん
すみません、私は船橋ヘルスセンターを知らないので、お答えできません。
by sonata (2011-10-04 20:32)